信濃楽器の岩窪精造作の手工クラシックギターです。上から２番目のグレードの楽器です。１番グレードのNo.83はサイド・バックがハカランダ，本品はローズウッドです。表面板材質は杉(シダー）単板です。 仕様は以下の通り。 表面板：シダー単板 側面・裏面板：ローズウッド 指板：黒檀 ネック材：セドロ 弦長：662mm 弦高・①弦12フレット：2.2mm 　　　⑥弦12フレット：3.2mm 当時のホセ・ラミレスなどと同様の仕様で，弦長・表面板材質とも共通でパワフルに鳴ります。弦高やオクターブも調整済みで、特に手の小さい人でなければ，問題ないと思います。 ネックはストレートで、ビビリや各パーツの浮きや膨らみなどもありません。 演奏には全く問題ありませんが、年代物の為細かいダメージがあります。写真7枚目の小さな傷や、9枚目のボディの1番膨らんでいる部分とサウンドホール付近の黒い部分に塗装にヒビが入っていますので、神経質な方は購入を慎重にお考えください。 現在，この価格で表面板単板の材質の良い手工楽器は入手困難です。高品質の60年代のジャパン・ヴィンテージ品で、当時の常として素材は良くても工業品である糸巻きのグレードは高くありませんが動作はスムーズですので，オリジナルのままです。 多少の値引き交渉は検討しますのでお伺いください。 弦高調整済み　 プラス2500円でハードケースに入れて発送しますので、購入まえにお伝えください。 種類···クラシックギター レベル···中級者 カラー···ブラウン